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どうなる?城内病院
日時: 2008/11/21 17:33
名前: どんぱっち

議員さんのブログに気になることが書いてあった

井口市長が議会の再選挨拶で城内病院を診療所化する検討を進めると表明したそうです。

前病院長が出馬する際に退職し現在は大和病院からの応援をしてもらっているので病院として継続困難だということが理由だそうです。

診療所化は悪いことばかりじゃ無いようですが主に高齢者の患者さんがが多い城内病院 診療所化のしわ寄せは高齢者に及びます

天下を取った市長が天罰を下しているようにも見えるのは私だけでしょうか。
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Re: どうなる?城内病院 ( No.1 )
日時: 2008/11/24 16:02
名前: おそる・?おそる

断層のない地震てあるのかな?
普通予兆てあるんだよね、私だけ感じなかったのかな?
恐いな、私の口に二重のYKK
Re: どうなる?城内病院 ( No.2 )
日時: 2008/11/23 12:54
名前: 弥次ねこ

市長選挙で小山候補が医師の3割増員を訴えたのに対して、現職は、「非常勤も含めて50人も雇っているのに3割も増やしたら第2の夕張だ」との発言が報道されてました。南魚沼市の病院便りによると城内病院では医師数が法定数の70%に達しないため、医療報酬の1割を返還させられる旨の記述があり、ある市会議員さんのHPでも問題にしてますね。
小山候補の言う3割増員が、法定数からの3割増をいうのか、現状医師数の3割増をいうのか分からないのですが、常識的に考えれば後者なのでは?と思います。だとすると、現職の主張は、法定数を満たすと夕張化するからしない、ということになる。(これはちょっと変ではないか?)城内病院でいえば、3割分である一人の医師を増やして返還分をなくせば、しばらくは城内病院は黒字を続けられたのではないでしょうか。(小山氏が辞められたので、欠員は約2名になったのでしょうが)
そもそも月に一回当直に来るだけの医師の数も含めた50人とやらの数字を持ち出して、さも大量の医師を雇っていると言うのも、すこしどうかなと・・・。小規模の公立病院を黒字化したのは、本当にすごいことだと思います。南魚沼市はもったいないことをしてしまったように思わざるを得ません。
ただ診療所化がまったく悪いとは思いません。小山氏自身も城内病院での院内便りに、入院機能の削減をある程度覚悟されているかのような記述をされてます。25床というのは、なんとも中途半端な数です。これを19床にして診療所化するのか、もしくは無床診療所にして人員削減など規模縮小を図るのか、介護施設を併設して検査機器などの機能を残した無床診療所を維持するのかとか、方法はいろいろあるでしょうが、どんぱっちさんがおっしゃるように、住民が高齢化していくなかでの慎重な判断をしていただきたいを思います。
Re: どうなる?城内病院 ( No.3 )
日時: 2008/11/23 13:25
名前: どんぱっち

弥次ねこさん

具体的な検証ありがとうございます
現職の「第二の夕張になる」発言という話はじめて聞きました

医師が足りない−増やすと負担増−第二の夕張になる−だからいらない
なるほどと思わせるところが現職の上手いところですが、肝心な市民ニーズを把握できていない
市民は役場職員を減らしてもかまわないから医師を増やしてほしいと思ってます

それはそうと某巨大掲示板に【公約を】新潟県南魚沼市長選挙【守れ】というスレがありました
※スレ立てたのは私じゃないです

あんまり書込みは多くないようですがこんなものも
>病院の患者であるお年寄りには
>「市長になれなければまた病院に戻ってくるから、戻って欲しければ
>小山さんに投票してはいけない」等と吹聴しているようすも。
>(近所のばーちゃんから聞きました)

某巨大掲示板ですので内容の真偽は不明ですがご参考まで
Re: どうなる?城内病院 ( No.4 )
日時: 2008/11/23 14:45
名前: 弥次ねこ

「第2の夕張」という記事は以下に載ってました。毎日新聞の記事ですね。これはルール違反にならないでしょうから、書いておきますね。出所が新聞記事だと少し経つと消えてしまうのですけど、まだ見られるようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081111-00000113-mailo-l15

2ちゃんねるにそんなスレがあったとは知りませんでした。(いちおうさっき読んでみましたが)小山前院長が城内病院に戻られる可能性は相当低いのではないかな?
現市長が、選挙を戦ったことを水に流して、頼みに行かれたらよいのではないですか。それしか方法はないと思います。男を上げると思うけどなあ。
過去の累積赤字は知りませんが、現に経営状態が上向いている病院をなくすのはもったいない話です。かといって、公設民営に手を挙げる医療法人があるかというと、地元に詳しくないので分かりません。すくなくても農協関連の厚生連は手を挙げないと思いますけど。

Re: どうなる?城内病院 ( No.5 )
日時: 2008/11/23 15:14
名前: どんぱっち

この記事は見覚えがあるのですが最後のくだりは見落としてたかな

小山氏の3割増の売り言葉に井口氏のそんなことできないという買い言葉という感じですがやはりこういったところも双方キッチリ数字を出すなりしてもらいたかった
一般の有権者はどっちの言うことが正しいのか正直判らない
それとモラルの問題ですね

小山氏の復帰ですか・・・患者さんたちは大喜びするでしょうけどかなり難しいのではと思います
聞き伝えの風の噂では市長が再選されたあと城内病院で辞めたいやつは辞めろ、但し3ヶ月前に言えと啖呵を切ったそう・・・
もし本当なら市長の意向云々の前に医師がいなくなって閉鎖になってしまうのではと思います 最悪のパターンですね これもモラルの問題

市内の医療事業者さんが公設民営方式で受けてもらえるといいのになぁと思ってます
こっちも男が上がるでしょう
Re: どうなる?城内病院 ( No.6 )
日時: 2008/11/23 20:34
名前: どんぱっち

南魚沼市ホームページが見れないのは私だけ?
http://www.city.minamiuonuma.niigata.jp
Re: どうなる?城内病院 ( No.7 )
日時: 2008/11/23 21:02
名前: 弥次ねこ

そんなこと言われると、職場の雰囲気が悪くなり、職員のモチベーションは下がるでしょうね。それにしても、なぜ3ヶ月前なのでしょうか? その人にとってはそれが「常識」なのか、はたまた、地域的な風習のようなものですか? 労働法上は1ヶ月前で良いのですけど・・・辞める都合は人それぞれだし・・・これもモラルの問題?

それから、私もクリックしましたが、見られませんでした。
Re: どうなる?城内病院 ( No.8 )
日時: 2008/11/24 11:33
名前: どんぱっち

今日は復旧しているみたいです
http://www.city.minamiuonuma.niigata.jp

城内病院・・・小山氏落選時には厳しい状況になるのは予測していたでしょうがこういうレベルの厳しさが待ち構えていたとは・・・

以前お伝えした阪南市立病院みたいなことにならなきゃいいんですが
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/query?p=%E9%98%AA%E5%8D%97%E5%B8%82%E7%AB%8B%E7%97%85%E9%99%A2&ei=UTF-8

結果的に市民・高齢者にしわ寄せが及んでしまうのが痛いです
Re: どうなる?城内病院 ( No.9 )
日時: 2008/11/24 17:50
名前: 弥次ねこ

海の向こうでは、かつてのライバルに国務長官就任を打診するとかしないとか。

どなたか取り巻きの方のなかに、いさめる役をかってでる方はいないのでしょうか。
繰り返しますが、小規模の病院を黒字化したのは大変なことです。

基幹病院ができただけでは、医療はうまく回らないと思います。大病院への過度な期待から、いまあるものを簡単につぶしてはならないでしょう。
Re: どうなる?城内病院 ( No.10 )
日時: 2008/11/24 19:42
名前: どんぱっち

>海の向こうでは、かつてのライバルに国務長官就任を打診するとかしないとか。
こういうところは米国政治家の上手なところですよね 南魚沼市ではどうでしょうか

弥次ねこさんは医療関係の方ですよね

城内病院は一時期廃止も検討されるような公立病院でしたが、小山先生が来られてから、病院の雰囲気ががらりと変わり、高齢者を中心とした多くの患者さんが通うようになりました
もちろん通院のための巡回バスの運行なども有効に働いていました

高額医療機器のリース化など出費を抑える工夫もされていたようですが、やっぱり病院の雰囲気が良くなくては患者は集まりませんし(常勤でなくとも)医師の数がある程度確保できなければ用が足らずに別の病院に行くことになります

黒字化したことは大したことだと思いますが、小山先生の場合は黒字化が目標ではなく頑張った結果黒字になったという感じがします

全国共通だとは思いますが、高齢者の患者さんの多くは内臓疾患など重篤な病気ではなくてヒザ痛や腰痛などの整形外科的な治療が必要な方が多かったように思います

お医者さんと行政・政治家は馬が合わないようですね

阪南市立病院もそうですし、テレビで見ましたが北海道で地域医療を進められていたお医者さんが合併の余波で行政に対して不満を持ち飛び出したなんてこともあるのですよね
(その先生は今は湯沢の病院にいらっしゃるとか)

実際のところ基幹病院と地域の病院、開業医さんたちの役割分担というのがあると思いますが、住民側もよく判っていないというのが本当のところです

一般の患者さんから見ると基幹病院は救急車でいくところ、病院まで自分で行かれる人は城内病院くらいの規模が丁度良いと思います
そういう意味では基幹病院建設=地域医療整備完了ではないんですよね
Re: どうなる?城内病院 ( No.11 )
日時: 2008/11/26 21:09
名前: 弥次ねこ

訂正
NO.2のニュース記事引用の文面に間違いがありましたので、参照カウントも100に近づきつつあることでもあり、(自分でも気になりますので)以下のように訂正します。
(当時の井口候補の発言としての部分です)
「市の医師は臨時などを含め50人を超え、5人も10人も医師を一挙に確保することはできない。これらを実行すれば財政は破綻(はたん)、第二の夕張になる」

「5人も10人も医師を・・・」とありますが・・・(これを書いた記者さんが事実を書いたとしてです)

ゆきぐに大和病院ホームページの医師募集の箇所を読むと、約15名程の医師を募集されているようです。
市長は市立病院の「開設者」にあたるわけですが。

どんぱっちさんのように、売り言葉に買い言葉という優しい見方もありますが、「今後の舵取りは大丈夫か???」と思う方もいるでしょう。(医師が大挙して応募してくることはないから、そちらの心配は杞憂です)
小山氏を、無名の素人候補という表現をする方も見受けられますが、そのような人には
それなら「政治のプロ」ってなんなのか聞いてみたい。報酬として金を受け取るという意味のプロではなく、あくまで専門家としてのプロフェッショナル像を、政治家に期待する日本人がどれだけいるというのか? これは、地方でも都会でも国レベルでも変わらない悲しい現実なのではないかと思う。

先にあげた数字を揚げ足とりだと不快に思う方もいるでしょうが、私はけっしてそうは思いません。政治のプロ(のはず)でありながら、普段から医療に対してあまり考えていなかった証拠だと考えます。買い言葉で出る発言ではないでしょう(政治のプロなんですからね)。

だったら、「医療のプロ」として特任副市長とか顧問とかに、招かれることをお勧めします。そのうえで、地域医療のなかでの再編の一環として必要であれば、城内病院の診療所化も面と向き合って検討すればよろしいでしょう。
Re: どうなる?城内病院 ( No.12 )
日時: 2008/11/28 21:10
名前: 弥次ねこ

新しい院長が来られたようですね。
これで報復的な処置を至急に行う理由は無くなったということに・・・?
Re: どうなる?城内病院 ( No.13 )
日時: 2008/11/29 09:25
名前: どんぱっち

弥次ねこさん

情報ありがとうございます!
城内病院のホームページに出てたんですね 地元なのに気が付きませんでした・・・これがインターネットですね(笑)

城内病院の診療所化は積年の課題だったようですのでこれからも市側と病院側の攻防が続いていくような気がします

市側がしっかりとしたビジョン構想を策定することが求められます
Re: どうなる?城内病院 ( No.14 )
日時: 2008/12/19 11:06
名前: 弥次ねこ

今月の診療担当医師に新院長のお名前が消えましたが、ご着任が遅れているのでしょうか。
Re: どうなる?城内病院 ( No.15 )
日時: 2008/12/22 22:41
名前: どんぱっち

ばあちゃんの話だと体調崩して着任が遅れてるようです

大和病院からの応援でやりくりしているとのこと

おかしなプレッシャーでもかかってなければいいんですが
Re: どうなる?城内病院 ( No.16 )
日時: 2008/12/22 23:05
名前: 弥次ねこ

どんぱっちさん、ありがとうございます。
体調崩して・・・ですか・・・
いかにも公式見解的な理由(公式見解なんだから当たり前か?)が、ちょっと疑心暗鬼にさせますね。
Re: どうなる?城内病院 ( No.17 )
日時: 2008/12/23 10:18
名前: どんぱっち

ばあちゃんの話なので公式見解かどうかは定かではありませんが(笑)
病院の窓口で聞いたみたいです

そういえば一部地域では選挙のときに「小山先生は共産党だ」なんて話が流されていたようで今でも本気で信じ込んでいる方もいるようです

正直なところ自民だ民主だ共産党だなんて考え方をしている時代じゃないと思いますが
いまだに南魚沼市には共産党議員からの提案を中身も読まないで反対する議員がいるんですから
Re: どうなる?城内病院 ( No.18 )
日時: 2008/12/23 11:49
名前: 弥次ねこ

病院の窓口で聞かれたのでしたら、立派に公式見解ですよ(笑)

書式化しているかはわかりませんが、実質的な回答マニュアルはあるのでしょう。
(回答マニュアルというと、イコール口裏あわせ、と誤解する人がいるかもしれませんが、そこまでの深い意味はありません)

個人の健康問題と言われた以上は、推測での書き込みは控えるしかないので、うかつなことは書けないですけど、やはり少し気になる点はありますね。

共産党説について
へんな噂は、きっとどこにでもあるのでしょうが、それを打ち消してくれるだけの支持者の日常的活動(シンパってこと)をつくっておく必要があるということなのでしょうね、無派閥(地方選って皆さん一応無所属だから、小山氏の場合でいうと地縁、血縁がないという意味です)の場合には特に。
(もちろん共産党説が事実だとしても、それはそれでかまわないわけですけど)
選挙を蒸し返せば、やっぱり準備不足だったという結論になりますか。
Re: どうなる?城内病院 ( No.19 )
日時: 2008/12/24 21:43
名前: 弥次ねこ

来月も新病院長の外来は無いみたいですね。
やはり有床診療所化の方針で動いていくようです。

さて、この掲示板での書きこみに対して、ご不満がある方がいらっしゃるとのこと、他のスレで読ませていただきました。もしも、心当たりのある方がいらっしゃれば、以下を読んでください。

私は、地域医療に関してネット上をウロウロしているうちに、偶然、この掲示板に遭遇したというだけの人間ですが、南魚沼なかなかやるな、という印象を受けました。いわゆる2ちゃんねるとはまったくの別物だということを、政治関係の方は認識されたほうが良いと思います。
この掲示板から芋づる式に、某市議のHP掲示板で、コムロさんとどんぱっちさんの議論なども拝見しました。意見の違いを踏まえた大人らしいやり取りで、まだ読まれていない方がいらっしゃれば、ご一読なされると良いでしょう。どんぱっちさんが、何でも反対とおっしゃっているわけではないことがよく理解されるはずです。

匿名での意見がひきょうだという主張にも一理あるでしょう。
ただし、それは、双方の力関係が対等だという場合に限るのではないですか?
権力と一市民との関係は対等でしょうか? 市議会議員が、行政の監視役をはたさず、三権分立が骨抜きになっているような地方自治体のなかで、一市民がどのような形で、権力に物申すことができるでしょうか? 名前を出しても不利益にならないことがどうして保証されるでしょうか? これは、南魚沼に限った話ではありません。そもそも日本に民主主義は根付いているのでしょうか???

「気に入らなければ、選挙で落とせばいい。それが民主主義だ」という抗弁をする政治家は多いですが、民主主義の根本は選挙制度以前に言論の自由にあり、言論の自由は、発言により不利益を被らないということが保証されなければ、成り立ちません。
もちろん発言にはルールが必要です。事実にもとづくことが前提です。うわさがうわさを呼んではなんにもならないことは自明です。
ただ、そのための情報が足りないということも否定できない事実ではないでしょうか。

議事録の公開は確かになされています。ただ、発言が文章に変わる段階で修正は入っていないのか、その場の雰囲気はどうなのか、分からないわけです。傍聴に来いといわれても、仕事がある人は行けません。市民サービスの一環として、DVDにでも撮って、市民に貸し出すくらいのことをしてもよいのではないか、とつねづね思うのですが、住んでもいない土地の方にこんなことをいう資格がないといわれればそれまで、あくまで一般論として言っているとご理解願いたい。

票だけいれてくれて、あとは物言わぬ選挙民が、政治家にとっては都合がいいのかもしれません。しかし、匿名ではあっても、異なる意見ではあっても、何か言ってくれる選挙民のほうが政治家の方々にとってもやりがいがあるのではないですか。反応が返ってこないことほど、悲しいことはありませんよね。それとも、陰でこそこそと噂話として語られるほうがよろしいですか?

Re: どうなる?城内病院 ( No.20 )
日時: 2009/02/15 01:44
名前: こやましんじ  <sjkoyama@vesta.ocn.ne.jp>

とうとうこの掲示板を発見しました。
いろいろ書かれていて、読ませていただきました。もう市長選挙が終わって3ヶ月がたちますが、城内病院について、いろいろな事実関係について、いくつか言いたい事や、お答えしたい事はあります。しかし、自分から書くのも当事者としていかがと思いますので、なにか質問がありましたら、私なりに記憶をたどって事実に沿ってお答えします。
Re: どうなる?城内病院 ( No.21 )
日時: 2009/02/15 13:55
名前: どんぱっち

小山先生へ

はじめまして どんぱっち と申します
街頭演説の時に拝見したことはありますが直接お話をしたことはありません
しかしながら小山先生の人柄などは年寄りからも聴いていましたし
選挙のときに訴えられていた内容には同感で個人的に小山先生を応援していました
何より城内病院を再生してくれたという実績はとてもありがたいことだと思います

市長選挙に纏わる様々な話もあろうかとは思いますが現市長の眼も厳しいようですので(苦笑)
以下のような点についてお教えください
・これまでどのようにして城内病院を再生されたのか
・今後どのように城内病院を運営していけばよいのか
・建設が予定されている基幹病院や六日町病院と城内病院のありかた・役割分担
・地域医療について自治体に望むこと

私は医療などについてあまり知識がありませんが財政難・医師不足などを理由にした
病院の閉鎖などが起るような時代ですので地域医療のことを自治体任せにしては
おけないと思っています
(NHKで国の補助金を当て込んで不要なハコモノを造った挙句に交付税がカットされ
財政難に陥り住民サービスを打ち切る自治体の例が紹介されていました
南魚沼市の「公式野球場建設」話と重ねて見られた方も多いのではと思いました)
Re: どうなる?城内病院 ( No.22 )
日時: 2009/02/15 22:55
名前: こやましんじ

どんぱっちさんへ
ちょっと一つ一つを短く書こうと思いましたが、一つ一つ応えさせていただく事にします。

・これまでどのようにして城内病院を再生されたのか?

私は平成16年2月1日に、1年10ヶ月(非常勤も含めれば4年10ヶ月)勤めた萌気園二日町診療所から、城内病院に移りました。4月からは院長を小沢先生から引き継ぎました。25床の病院で(うち4床は介護型)、小沢先生お一人では医師欠員のため(患者数にもよるが、病院であれば最低3人が必要)で、たぶん入院料は100%算定できず、そんなこんなで、病床利用率は50%台だったかもしれません。
外来患者数はすぐには増えませんでしたが、入院は需要があり、すぐにほぼ満床状態で運営できるようになりました。
高齢者が多いので、リハビリテーションに力を入れました。5月から、宮で開業しておられた中島理学療法士に週二回各半日来てもい、理療(V)を算定するようにしました。私が赴任したらすぐに導入する約束のパワーリハビリの器械は、なかなか進まないので6月に直接談判して8月にリースで購入して、9月から稼動させました。
胃カメラの電子内視鏡はこれもリースで7月に導入しました。
9月には堀内先生が副院長でお勤めいただくことになっていたので、呼吸器内科専門医であり、私も呼吸器外科専門医であったので、胸部CTスキャン(肺がんなどを診断できる)を、六日町の最後の社会厚生委員会(?)が城内病院のパワーリハの器械の見学を兼ねてあったときに、私が導入を提案させていただきました。すばやい対応が得られて、最後の六日町議会に補正予算を掛けて、是もリースで同年12月に導入しました。
このように、病床稼働率をほぼ100%にし、リハビリを始めたり、診断機器の向上を図り、医療の質を高めました。城内病院の収益を生まないスペースをなくして、検査技師や放射線技師も、医療ニーズに合わせて機器や装置を増やす事によって、一日一人分十分に働けるようにしました。
こうした工夫とともに、在宅医療のニーズに応えて、在宅患者がすぐに20人近くとなり、しだいに増えていきました。非効率だった病棟看護師による訪問看護は、南魚沼市の訪問看護と連携し、彼らにしてもらうことにしました。
そのほかいろいろ小さな工夫をしまして、職員の力を十分発揮できるようにして、自分も、患者さんやご家族の期待に応えられ、仕事や患者が増えて職員も忙しく働くようになり、城内病院が活気ある病院に変わっていく事で生きがいを感じて働けるようになりました。主に着任して1年目のことを書きました。詳しくは、城内病院60周年記念誌と新潟県医師会報(平成20年1月号:勤務医の広場:62周年を迎える25床の病院の、最新1/15の経過)を参照してください。
Re: どうなる?城内病院 ( No.23 )
日時: 2009/02/15 23:48
名前: こやましんじ

どんぱっちさんへ第二の質問に答えさせていただきます。

・今後どのように城内病院を運営していけばよいのか?

私は城内病院をできるだけ病院のまま守る、ということを考えてきました。病院は病床利用率が3年間続けて70%をきる場合、など、病院を診療所にしなければならない条件は厳しく、城内病院はそれに今は当てはまりません。つまり、病床がほぼ100%稼動している病院を診療所にするなどという話は、話になりません。しかも、今年も100%近い病床利用率です。
しかし、去年あたりから、診療所だの指定管理者だのという話が私のところにも来ていました。何か、別の意図でもあるのでしょうか。理由はよく分かりません。私もこの4月からそのような力を感じたことがありました。しかし、城内病院は病床利用率が4年間続けてほぼ100%ですから、70%をきる状態になく、しかも大きくクリヤーしており、決算も繰入金を半分に減らされても(ほぼ国からの交付税)、黒字化したこともあったし、せいぜい数百万の赤字でした。ですから、診療所にするなど、土台無理な話です。
今後、病床利用率が3年間続けて70%をきってしまうような状態になったら、診療所にすることを考えると言うのが、私の意見です。そのようにならないように、開設者(市長)は有能な医師を探してきて、医師を標準数(最低3人)の70%を満たすように医師を勤めさせなければならないと思います。少なくとも、胸を張って診療所にするというような話はできない話です。もしそうだとしたら信じられません。すぐに、診療所にする、だのという話は地域住民や職員を一般的には説得できないので、開設者(市長)には医師を探す努力が、少なくとも2年や3年間は、求められるのではないかと思います。しかし、地域住民(地元議員?)も職員も城内病院を診療所にすることに納得するのであれば、その前提が満たされるのであれば、そのときは私もそのためのよい方法を考えたいと思います。
蛇足ながら、病院を守る、地域医療を守ると言う事で、市長選に立候補したわけですが、ご存知のように、落選してしまったのは残念です。市長に頑張っていただくというのが筋ですね。

今日はこのくらいで。残された質問には、後日に、ご返答させていただきます。
Re: どうなる?城内病院 ( No.24 )
日時: 2009/02/16 16:23
名前: どんぱっち

小山先生早速お返事いただきありがとうございます

>・これまでどのようにして城内病院を再生されたのか?

かいつまんじゃうと・・・
(小山先生のお仕事をかいつまむようなことは出来ないと思いますが便宜上お許しください)
ニーズに合わせた診療科を設定
ニーズに合わせた機器をリース導入
医師が働きやすい環境の整備
周辺医療関係機関との連携
・・・ということでしょうか

正直なところ何故これまで出来なかったんだろうという気がしますが
逆に病院運営・公立病院運営の難しさと問題点の一端が感じ取れます
硬直した公立病院運営を見直すというのはまさに戦いだったのではと推察します

私は城内病院が再生できたのは小山先生の資質によるものが大きいと思っています
停滞している現場を再生するには自ら率先垂範して良いムードを創り出し
面倒な行政側とのやりとりを行っていただいた結果の再生だったと思います
Re: どうなる?城内病院 ( No.25 )
日時: 2009/02/16 16:38
名前: どんぱっち

>・今後どのように城内病院を運営していけばよいのか?

市長の説明ではたしか医師不足とのことでしたが・・・

何せメリハリを付けるなどと市議会で公言する市長さんと市長与党が過半数を占める南魚沼市議会ですから
城内病院を診療所化するというのもメリハリを付けた結果でしょう
残念ながらこれが南魚沼市の現実です

風にはためく「義」や「愛」の幟がやけに虚しく見えてしまう

愚痴っぽくなってすいません
Re: どうなる?城内病院 ( No.26 )
日時: 2009/02/17 00:48
名前: こやましんじ

どんぱっちさんへ
第一の回答にたいするコメントありがとうございました。とても嬉しく思いました。よく分かっていただいていた事に感謝します。
第二の回答にたいしてはかなり落胆的でしたね。仕方ありませんね。地域の議員さんや住民の皆さんがどう考えるか?職員が自分たちの病院にどれだけの誇りを持ってやっているか?など、私にはわかりません。私は職員に、長いものに巻かれろ式に考えるのではなく、城内病院の患者さんのことを第一に考えるように指導し、接してきたつもりですが。残念です。
第3の質問に回答します。
・建設が予定されている基幹病院や六日町病院と城内病院のありかた・役割分担?

特に、基幹病院のありかた・役割について、考えてみました。基幹病院のありかた・役割が決まれば、六日町病院と城内病院のあり方・役割は自ずから決まってくるからです。平成21年2月15日の市報には、第2回魚沼地域医療整備協議会(平成20年12月24日)で示された地元素案の概要が載っています。また、ホームページから、もう少し詳しい資料が得られます。
内容は、
1. 主な機能
救急医療
高度医療
地域医療・地域連携
災害時医療
精神医療
2. 規模
454床程度
3. 診療科
22から24科

と説明されているのですが、お気づきのように、一般人にとって最も大切な、普通の一般医療は載っていません。基幹病院の主な機能は、普通の医療ではないということです。普通の医療を受ける人は利用できないとまではいえませんが、利用しにくいということです。しかし、基幹病院とはいえ、普通の医療は全くないと言うわけには行きませんから、その辺がどうなるのかを、もっとはっきりさせる必要があります。例えば、開業医さんや他の病院に行けば専用予約機から予約ができる、などして、紹介状まで入らない受診を可能にするなどは考えられます。また、多機能な門前クリニックの開設は必須でしょう。
さて、基幹病院を利用するには、この文面からは、ER室(エマージェンシールーム)に行くか、救急車で行くか、予約して紹介状を持っていくか、その三つの手段以外には利用できないような感じがします。ER室を地元案に入れたのは賛成です。兎も角、ER室から受診が可能になるのは進歩です。私も在任中、3次救急だけという県の考え方に対して、魚沼基幹病院の救急はER型にしたほうがいいと訴えてきました。
しかし、一般の人には、ER室は大変使い勝手が悪いと思われるかもしれません。ER室は、ごった返しそうで、1度いったら、2度と行きたくなくなるぐらい待たされる人も多く出るでしょう。しかし、高度な医療が身近で受けられるわけですから、少しは我慢しなければならないかもしれません。
ところで、医療は、診断(結果)が分かれば後は簡単、というところがあります。基幹病院が、一人ひとりの患者さんの疾患に対して、正しい診断を得て、正しい治療に結び付け、治療する、という作業の、何から何まで、どこからどこまで、いつからいつまで、かかわるのか?ということになると思います。そのことによって、その他の病院のあり方・役割は自ずから決まってきます。地域医療をよりよく再編・再構築していくためには、よい基幹病院、よい六日町病院、よい城内病院を作っていくことはもちろん、よい連携を創ることが大切です。
さらに、最も大切なのは、多くの人にとって安心・安全の考え方は異なりますから、確固たるビジョンを示し、強いリーダーシップで、住民一人ひとりが共通した安心・安全の考え方について確信を持つように説得する事です。最短で成功するためには、政治の力が大切です。今のままで大丈夫とは言い切れません。その一つの表れは、今回の広報紙です。地元として、何を主張したか。何がよくなり、何を我慢しなければならないか。分かりにくく、説得的ではありません。これでは、お金を沢山遣って苦労する割に、基幹病院ができてよかったと思う人は、期待するほど多くない結果になりそうです。
私論を交えて、地元案から見える魚沼基幹病院像を解説してみました。住民一人ひとりが共通した安心・安全の考え方をもてるように説得しながら、魚沼基幹病院(地元案)を地域の安心・安全の拠点として、よりよいものにしてゆく必要があると思います。

小山信二
魚沼基幹病院関係リンク ( No.27 )
日時: 2009/02/17 09:40
名前: どんぱっち

各資料へのリンクをまとめました

魚沼基幹病院(仮称)について http://www.pref.niigata.lg.jp/iyakukokuho/1233691293263.html
魚沼地域医療整備協議会について http://www.pref.niigata.lg.jp/iyakukokuho/1221069788291.html
基幹病院地元素案 http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Simple/jimotosoan.pdf
基幹病院地元素案への意見募集 http://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/dbps_data/_material_/common/PDF/SOKOGA/WebMinami/kikanbyoin/2009_02ikenboshuu.pdf
Re: どうなる?城内病院 ( No.28 )
日時: 2009/02/18 00:06
名前: こやましんじ

どんぱっちさんへ

約束の最後の質問

・地域医療について自治体に望むこと?

回答しようと思いましたが、私と貴方のやり取りだけのようでは、ご迷惑もかかるでしょう。
お金(予算の立て方、繰り出し金、一時借入金など)、人材(特に医師の確保と事務長など)、人事(給与)などの制度、研修、医療機器の拡充など、いくつかの項目がありましょうね。またの機会にしましょう。
お元気に、お過ごしください。
Re: どうなる?城内病院 ( No.29 )
日時: 2009/02/18 22:22
名前: どんぱっち

小山先生
お忙しい中 丁寧にお返事いただきありがとうございました
迷惑なんて大丈夫・心配ご無用です(笑) 

正直なところ医療関係はあまり詳しく無いので「基幹病院地元素案への意見募集」なども
興味はあるところですがどうあるべきなのかがいまひとつ見えてきません
多分「病院だから」と特別視しないで考えたほうがいいのかもしれませんね

今後ともよろしくお願いします!
Re: どうなる?城内病院 ( No.30 )
日時: 2009/02/20 06:39
名前: こやましんじ

どんぱっちさんへ

「小山先生
お忙しい中 丁寧にお返事いただきありがとうございました
迷惑なんて大丈夫・心配ご無用です(笑) 」

では、端的にお答えします。

地域医療について自治体に望むこと?
地域医療=城内病院
自治体=南魚沼市

城内病院について南魚沼市に望むこと?

病院としての存続です。
それが「希望ある南魚沼市のために」することです。医師不足というなら、同じ南魚沼市立ゆきぐに大和病院に常勤医を1名要請し、できなければ任命権者には任命することが可能です。

不丁寧に分かりやすく回答させていただきました。

蛇足ながら、同じ南魚沼市立病院であるならば、医師充足率は可能な限り、同じようにするのが公平性の観点から必要でしょう。因みに、ゆきぐに大和病院の医師充足率はかなり高いと思います。
それもしないで、城内病院は医師不足だから・・・診療所化もやむをえない、などと、・いえないでしょう。メリハリの問題ではありません。

小山信二
Re: どうなる?城内病院 ( No.31 )
日時: 2009/02/20 17:39
名前: どんぱっち

小山先生
明快にお答えいただきありがとうございます

市長が城内病院を診療所化する理由として挙げていた医師不足の問題は
市長の権限で市立病院間の調整で解決できるだろうということですね

それをしない市長は何かの意図をもって城内病院の診療所化を進めていると
思われても仕方がない気がします

笠原議員さんのページでは「有床の診療所だけはなんとしても死守」と書かれていますが
病院と診療所では財政面でもかなりたいへんなことになってしまうようです

井口市長はどんな意図で城内病院を診療所化しようとしているのか?
是非とも井口市長の真意を伺いたいところです
Re: どうなる?城内病院 ( No.32 )
日時: 2009/02/22 00:08
名前: こやましんじ

どんぱっちさんへ

伺えるものなら是非とも伺っててください。お答えをいただいたら、是非、教えてください。私は、答えてはくれないと思いますが。しかし、その真意は、いつか公に現れるでしょう。今それを聞いても、それが現れるのを待っても、結果は同じです。何もしなければ。
さて、私の記憶が正しければ、ご本人の地元でもある、63年続いた城内病院を“現時点で”診療所にする、それが、彼のポスターに書いてあった「希望ある南魚沼市のために」、「トータルにバランスよくする」ということでしょうか?だとしたら、私には「希望ある南魚沼市のために」「トータルにバランスよくする」ことなど、残念ながら、一生できません。

小山信二

追伸:どんぱっちさん、私の考えや気持ちをほんの少しでも語る機会を与えていただき、ありがとうございました。今後のますますの御健闘をお祈りします。
4月1日からは城内診療所? ( No.33 )
日時: 2009/02/24 22:12
名前: どんぱっち

市長派?議員さんのページに南魚沼市病院事業運営委員会とやらの内容が紹介され
城内病院は4月1日から有床の診療所となるそうだ

これが井口市長のいうメリハリの結果ですか?



ほんとうに実態をしっているのですか? ( No.34 )
日時: 2009/02/24 22:15
名前: あんぱっちゃぶる

たまたま、市民フォーラムを見ていたら、病院に関する書き込みがあり、信じられない内容と余りにも無知なやり取りにあきれてしまい、これでは、何も知らない人たちに良い影響を与えないだろうと思ったので、私自身医療のことがすべて分かるわけではありませんが、恥を忍んで書き込んでみることにしました。
ゆきぐに大和病院の医師充足率がかなり高いとの見方をされているようですが、実態を知らない人の考えというほかはありません。聞いたところによると、大和病院の実態は、多くの診療科の医師を通算して、各診療科の患者数をならしで計算してかろうじて医師の基準数を満たしている状態だそうです。それぞれの診療科の患者数は異なりますので、城内病院のように内科しか持たない病院の計算方式とは根本的に違ってくるのです。中でも、多くの患者を抱える内科では、外来診療、在宅診療及び病棟、それから当直を少ない医師でこなしているのです。仮に1名の常勤医師を城内病院に移動させたとしたら、今度は大和病院が基準数を満たさなくなる恐れが出てくるのです。ですから、表面的な数字のみを見て判断することは実態を知らない人の言い分だと思いますし、これを何も知らない市民が見て、信じ込んでしまうことは大変危険だと思います。
いくら、市長が両病院の開設者であり、任命権者であるとしても、病院の実態を無視して人事異動を行うことは不可能だと思います。病院の状況に即した人事管理は、管理者である院長が行うべきであり、その院長が、同じ市立病院の実態を知らないで、大和病院に1名要請するという発想をすることが信じられません。そして、いままで自分が院長を勤める病院と自分の休暇のために、他の病院に医師の応援を要請してきた方が、そういったところで公平性の観点を論じること自体がナンセンスです。
市長が、城内病院の診療所化を進めている背景には、診療所化により医療法の基準を緩和させ医師不足という問題をクリアすること(看護師数、当直体制にも関係します)及び小規模病院経営の非効率性の解消という狙いがあると思います。本来、無床診療所が経営的には良いといわれていますが、公立の医療機関が、そのために地域の医療実態を無視して、経済性だけを追求することが本当に妥当なことでしょうか。ある程度の負担を覚悟してでも、地域のみんなの心のよりどころとなり、安全や安心を提供できる医療機関(以前、誰かが地域を照らす小さな「灯台」と城内病院のことを表現していたのを記憶しています。)を自治体の責任において継続することが必要だと思います。
病院が診療所になることによって、地域医療がそんなに大きく後退するのでしょうか。確かにベッド数が25から19と6つ減りますが、新しい先生方の力によって、外来診療が充実し、在宅診療が今までどおり行われ、スタッフの工夫と地域の皆さんの支えがあれば、今まで以上に身近な有難い存在になるのではないでしょうか。市民の一人として、地域医療の必要性を切に感じ、これまでの経過に大きな疑問を抱いてきたのが本音のところです。
医療は、先生がいなければ何も始まりませんが、それも先生の考え方や技術や人柄にもよりますし、何もよりも地域の人の支えが大切だと考えます。神聖であるべき医療の問題を肴にして批判し合うことほど醜いことはありません。ここで論じられている人たちにはそのことが分からないのですか。その医療に携わっている当の本人が、それも地域医療を突然ほんの思いつきで放棄して、外で好きなことを言っている人にそんなことを言う資格はありません。
もうこれ以上、意見を述べることはないでしょう。皆さんの常識を信じ明日の医療に大いに期待しています。
Re: どうなる?城内病院 ( No.35 )
日時: 2009/02/25 00:14
名前: こやましんじ

もう止めようと思っていましたが、こうまで言われると一言言いたくなります。
それぞれに一言ずつコメントさせてください。

「ゆきぐに大和病院の医師充足率がかなり高いとの見方をされているようですが、実態を知らない人の考えというほかはありません。聞いたところによると、大和病院の実態は、多くの診療科の医師を通算して、各診療科の患者数をならしで計算してかろうじて医師の基準数を満たしている状態だそうです。・・・・仮に1名の常勤医師を城内病院に移動させたとしたら、今度は大和病院が基準数を満たさなくなる恐れが出てくるのです。ですから、表面的な数字のみを見て判断することは実態を知らない人の言い分だと思いますし、これを何も知らない市民が見て、信じ込んでしまうことは大変危険だと思います。」

実際は医師充足率が高いということを認めているということですか?

「いくら、市長が両病院の開設者であり、任命権者であるとしても、病院の実態を無視して人事異動を行うことは不可能だと思います。・・・・そして、いままで自分が院長を勤める病院と自分の休暇のために、他の病院に医師の応援を要請してきた方が、そういったところで公平性の観点を論じること自体がナンセンスです。」

市長には、病院間の医師の調整は任命権者としてできないということをいっているのですか?

「市長が、城内病院の診療所化を進めている背景には、診療所化により医療法の基準を緩和させ医師不足という問題をクリアすること(看護師数、当直体制にも関係します)及び小規模病院経営の非効率性の解消という狙いがあると思います。本来、無床診療所が経営的には良いといわれていますが、・・・・城内病院・・・を自治体の責任において継続することが必要だと思います。」

病院の存続はできないが、有床診療所ならいい、しかし、無床診療所は駄目、といっているのですか?有床診療所は一見、病院と無床診療所のいい点をあわせたようですが、制度的には私は逆だと思います。有床診療所はどんどん減っていて、無床診療所になっています。もう少し現実の状況を知って議論して欲しいと思います。

「病院が診療所になることによって、地域医療がそんなに大きく後退するのでしょうか。確かにベッド数が25から19と6つ減りますが、新しい先生方の力によって、外来診療が充実し、在宅診療が今までどおり行われ、スタッフの工夫と地域の皆さんの支えがあれば、今まで以上に身近な有難い存在になるのではないでしょうか。市民の一人として、地域医療の必要性を切に感じ、これまでの経過に大きな疑問を抱いてきたのが本音のところです。」

意見の違いでしょうが、確実に地域医療は衰退していくと思います。だから、63年の長きにわたって、これまで病院として頑張ってきたのではないかと思います、が。

「医療は、先生がいなければ何も始まりませんが、それも先生の考え方や技術や人柄にもよりますし、何もよりも地域の人の支えが大切だと考えます。神聖であるべき医療の問題を肴にして批判し合うことほど醜いことはありません。ここで論じられている人たちにはそのことが分からないのですか。その医療に携わっている当の本人が、それも地域医療を突然ほんの思いつきで放棄して、外で好きなことを言っている人にそんなことを言う資格はありません。」

私は資格がないとは思いません。困難な城内病院の運営管理を4年半やってきた実績がありますから。しかし、地域の方々がもう聞きたくないというのならば、別の話ですが、私は地域の方々がそう思うとは思いません。耳をふさいで、シャットアウトするのは危険ですよ。

「もうこれ以上、意見を述べることはないでしょう。皆さんの常識を信じ明日の医療に大いに期待しています。」

私も南魚沼の明日の医療がよくなることを大いに期待しています。その点は大いに共通しているという点をご理解いただけたら嬉しいです。
最後にもう一言。すでに有床診療所化が決まってしまったのであれば、この人の言うように、もう何も言わず、頑張っていただくしかありません。頑張っていただける良い人が現れて、南魚沼市立城内診療所を盛り上げる事を祈っています。力及ばず、無念ですが。

小山信二
Re: どうなる?城内病院 ( No.36 )
日時: 2009/02/28 23:16
名前: どんぱっち

あんぱっちゃぶる さん はじめまして

どうしても一方的な意見や考え方になりがちなので様々な立場や見識を持つ皆さんからの
書き込みはとても貴重なものだと思います

論点をまとめると
1.大和病院の医師数は十分なのか?
2.市長は医師を移動させる権限を有するのか?
3.城内病院が診療所となることにより地域医療は後退するのか?
というところでしょうか

1.大和病院の医師数は十分なのか?
大和病院の医師数は常勤医師16名、非常勤医師5名
看護職113名、医療技術職48名
患者数は外来151,739人(1日平均536人)、入院56,101人(1日平均156人)
http://www.yukigunihp.jp/
ということですが正直なところ一般市民には多いのか少ないのか判りません
医師募集をされているようなので不足しているのでしょうか?

2.市長は医師を移動させる権限を有するのか?
市立病院間での異動を医師に命ずる権限はあるんだと思いますが
命ずるかどうかは市長の判断になるんでしょう

3.城内病院が診療所となることにより地域医療は後退するのか?
地元市民感情からすると病院が診療所になると聞けば「後退」と感じますが
診療所でも医療機関としては存続するということなのでいいのでしょうか?

小山先生の行動については人それぞれ意見の分かれるところだと思います
私は小山先生がほんの思いつきで無責任に行動されたとは思っていません
また医療の問題を肴にして批判し合っているとも思いません
誤解されているのかもしれませんが私はできるだけ「事実」を伝えたいと思っています
そして「事実」を知りたいと思っています


『市立病院の院長が職を辞して市長選に立候補したが落選
これにより医師数が不足したので市立病院を診療所にする』

正直なところ「市民」はまったく蚊帳の外

財政難(財政再建の目途は立ってるらしいですが)、医師不足という状況は理解できるのですが
今のところ診療所化について市民への説明などは行われていないようです

こんなんでいいと思いますか?
Re: どうなる?城内病院 ( No.37 )
日時: 2009/03/04 21:33
名前: こやましんじ

どんぱっちさんへ

「こんなんでいいと思いますか?」

もちろん、私はいいとは思いません。市長選挙の後、城内病院のスタッフ、患者さん、地域住民、現市長などは、全く変わっていないわけです。変わったのは、私がいなくなったということです。その原因は、市長に立候補し選挙戦を戦った者を留めさせておくことはできない、というお考えによるものかもしれません。そのために「城内病院は診療所にする」という決断は、すばやく、公言されました。しかし、それはどうでもいい事です。
また、確かに、私は無謀な挑戦をしたかもしれません。しかし、それを咎めて、その後の責任をすべて落選者に押し付けるのは、慎重さに欠くと思います。もう少し違った対応があれば、私はそもそも市長になど立候補することを考えずに済んだと思います。私は「医者だけやっていてくれ!」という説得を、どうしても受け入れられなかったのです。
ですから、城内病院の問題は、市長戦後に起こったのではなく、それ以前の、今も続いている城内病院の状況や地域、市長の姿勢にあったということだと、私は考えています。はっきり言えば、城内病院は選挙以前から診療所にする、と、いう考えがあった。しかし、それは公然とは論議されず、燻った、ということです。その点をもう少し考えていただく事が、この問題の本質ではないかと思います。
地域を離れてしまった私が、とやかく言うことではないとも思わないこともないのですが、しかし、城内病院が、単に私が対立候補として選挙戦をしただけで、診療所になってしまうというわけではなく、また、城内病院を診療所にするのは早計であり、もう少し慎重な検討が必要ではないか、と、訴えたいのです。
まさに、「こんなんでいいと思いますか?」ということです。

小山信二
Re: どうなる?城内病院 ( No.38 )
日時: 2009/03/05 14:12
名前: どんぱっち

小山先生へ

お返事ありがとうございました

「こんなんでいいと思いますか?」という言葉はこの書き込みを読んでもらっている
市民の皆さんに投げかけたつもりでした

「城内病院は選挙以前から診療所にする、と、いう考えがあった。しかし、それは公然とは論議されず、燻った、ということです。その点をもう少し考えていただく事が、この問題の本質ではないかと思います」
なるほどという話ですね

行政側はなぜ診療化をすすめたいのでしょうか?
運営コストの削減を目論んでいるのでしょうか?

いずれにしろ行政側から市民にきちんとした説明をした上で市民のコンセンサスを得る必要があると思います
Re: どうなる?城内病院 ( No.39 )
日時: 2009/03/05 22:21
名前: こやましんじ

どんぱっちさんへ

NO.23に書きましたが、
「しかし、去年あたりから、診療所だの指定管理者だのという話が私のところにも来ていました。何か、別の意図でもあるのでしょうか。理由はよく分かりません。私もこの4月からそのような力を感じたことがありました」
と、指摘しましたが、指定管理者への移行も診療所の議論と同時であったと思われます。
指定管理者は、25床の病院では現れず、診療所だと現われる、という事情があるのではないか、と、考えられます。私は少し”ブレました”が、職員と患者さんのことを考えて、院長として事務長に突っぱねました。老婆心ながら、もう一度ご指摘しておきます。
つまり、診療所化の前に、指定管理者への移行の意向があったということでしょうか?
すなわち、城内病院を市としてはやる気がなかった、診療所として指定管理者に移行して考えたかった、ということでしょか?
今回は、病院から診療所への問題として論議されていますが、そうではなくて、市の経営運営から逃れたいという考えが、先にあったということかもしれません。ちなみに、ゆきぐに大和病院は独立法人化でしょうか?その後、門前診療所になって、やはり指定管理者への移行でしょうか?その辺について、考えていただく必要はないのでしょうか?県立から市立六日町病院のために、すべてを犠牲にするのでしょうか?少なくとも、どんぱっちさんが言うところの、行政の説明は十分でしょうか?長い者に巻かれていて良いのでしょうか?基幹病院の問題と絡めて、本当に地域の安心・安全とは如何に構築していくべきでしょうか?
まさに、このときに、当地域の長い歴史に育まれてきた医療体制とは何なんでしょうか?私が皆さんに問いたかったのはこのことです。

小山信二
城内診療所化決定?市民に説明せよ! ( No.40 )
日時: 2009/03/06 18:54
名前: どんぱっち

議員さんのページによると3月議会の市長施政方針で城内病院が4月から
診療所として再出発(?)との発言があったとのこと

抜粋なので何をして再出発なのか真意は不明だが
安心・安全の要となる市立病院を診療所化するということについて
市民に対して十分な説明を行い理解を得た上での決定なのであろうか?

市長専決事項で済む話ではないと思う

市議会にて十分な論議が行われることを期待したいし
何より市民に対してきちんとした説明を行ってもらいたい
Re: どうなる?城内病院 ( No.41 )
日時: 2009/03/11 18:40
名前: こやましんじ

どんぱっちさんへ

毎日、一応この欄をチェックしていますが、投稿はないですね。

何か反応はありましたか?
「市議会にて十分な論議が行われることを期待したいし
何より市民に対してきちんとした説明を行ってもらいたい」
お説ごもっともです。

何か反応はありましたか?
私は「自分が市長になるしかない」と思いましたから、ご存知のように市長選に立候補しました。上手く伝え切れない面があり残念に思っています。

議会はいつまでですか?
私も、活発な議論を期待しています。世論でも、毎日各地から、公立病院の話題が聞こえてきます。南魚沼市でも、63年続いた温かい城内病院が、病院から有床診療所へ、有床診療所から無床診療所へ、そして、市営から指定管理者へ、と、なって行かない事を願っています。皆さんの奮闘を期待しています。
お元気で。

小山信二

Re: どうなる?城内病院 ( No.42 )
日時: 2009/03/12 17:02
名前: どんぱっち

>毎日、一応この欄をチェックしていますが、投稿はないですね。

選挙が終わって一段落ついてしまうと皆さんの興味は別のところに行ってしまうようです(苦笑)

3月の議会は19日までのようです
http://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/154/1555/index.html

議会期間中は議員さんのページも更新されないことが多いようで
実際に議会に出向かないと状況はつかめません
結果的に議会便りや市議さんの議会報告などで情報を得るしかありません

市民の無関心がこのような議会にしてしまったともいえるかもしれません
Re: どうなる?城内病院 ( No.43 )
日時: 2009/03/13 15:00
名前: 浦佐っ子

ここの話題とは違うと思うのですが、病院関係という事で・・

一言。市立病院に産婦人科がないのが残念。というか何とかするべきだと思います。

「子供は宝だ」「子育て支援」、結婚すると「南魚沼市の人口増加に早く子供を」といわれますが、今本当に積極的に生める状況ではないのでは?

まあ、六日町病院にあるかもしれませんが、市立病院なのにないのは子供に対する関心がないのでしょうか?

私はPNの通り浦佐在住ですが、まわりはすべて小出病院で出産します。
すぐそこに大和病院があるのに・・

産科医が全国的に少ないのはニュースで知ってます。その上、子育て大臣、自分がご懐妊。良い事なんだけどねぇ・・ちょっと空気読みましょうって感じ。

新しく生まれる命にも、もっと力を入れて欲しいです。こんな状態では子供を生みたい人は更に減少するでしょう。
Re: どうなる?城内病院 ( No.44 )
日時: 2009/03/14 11:04
名前: どんぱっち

昨晩(3/13)夜にBSで放送された
「ガイアの夜明け」『“命の絆”を再生せよ 〜崩壊寸前“地域医療”を追う』
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview090310.html
を興味深く見た

日本各地で公立病院が巨額な赤字を理由に廃止や縮小している様子や
沖縄のドクターヘリなどが紹介されていた

特に興味深かったのが愛知県内の2つの病院の話

一つの病院は民営化することで無駄な経費を削り患者サービスを向上させて再建させた

もう一つの病院はあえて民営化せずに公立病院のまま改革を進める道を選んだが赤字経営が続き
周辺住民は隣接する他自治体の病院に通院している現状

「公設民営」という方式が南魚沼市の病院に適しているのかはわからないが
現状のままでいけば後者の例のように衰退の道を辿ってしまう気がする

全体を通して病院・医療を「公」任せにするのではなく行政と「民」(住民)との力を併せて
地域医療を充実させていかなければならない時代のようだ
もちろん「公」の経費削減や効率経営も欠かすことが出来ない

浦佐っ子さんのお考えに同意します

うちの子供は3人とも大和病院産です(笑)
大和病院に産婦人科が無くなったって聞いたときは本当にびっくりしました

公立の病院でも院長の意思・判断で改革・改善できることがあるのだと思います
そして院長をうまく使って地域医療を進めるのが市長の役目だとも思います
Re: どうなる?城内病院 ( No.45 )
日時: 2009/03/18 09:13
名前: 浦佐っ子

新しい題名で書き込みすればよかったのですが・・すいません。

小山先生もご覧になってるみたいだったので、何かいい案がないかなあと思い・・

ご年配の皆様の施設はここ数年で増加してますよね?

ですが、新しい命の施設は徐々に縮小。これでは少子化は進む一方だと思います。

ご年配の皆様も大事、これから将来のある子供も大事。

直江兼続も「民がいなければ・・」「民を守らなければ・・」と言ってる。

昔みたいに産婆さん等をもっと優遇して「安心して子供生みなさい。ばあちゃんが取り

上げてやるすけ!」みないな事になればいいなあ・・

あ、でも今はこだわり派が多いし・・難しいかな?
Re: どうなる?城内病院 ( No.46 )
日時: 2009/03/18 13:20
名前: こやましんじ

浦佐っ子さんへ

お気遣いありがとう。
少子化の問題はいろいろありますね。選挙の話をして恐縮ですが、保育料負担や六日町病院に小児科医が足りなくてお産ができないと聞いたりして、保育料3割引き下げ、公立病院医師3割増、など、掲げました。私もそれだけで解決するとは考えなかったのですが、第一歩を踏み出せないか、と訴えたものです。財源などを心配された方もいて、最近は、高齢者には介護保険があるのだから、20から40歳の方が全体で支えるというような考えで、保育保険なんか可能性がないのか、などと思案しています。
それから、私はダイヤパレスにいましたが、そこで「ちびっ子園?」、名称はちょっと自信ありませんが、市から少し支援が得られるかもしれない、などという話は耳にしていました。いずれにしても、高齢者の介護の社会化が言われましたが、今後これだけ少子化が進むと、保育の社会化が必要ではないか、そういう時期に来ていないか、と考えています。
そうすれば、いくつかの課題は解決されるでしょう。しかし、少子化がお金だけの問題としてできているわけではないので、もっと広い視点からの施策も大切だと思っています。
まとまりがなくすいませんが、せっかくの機会ですので、ご参考までに私見を述べさせていただきました。

小山信二
城内診療所?説明会 ( No.47 )
日時: 2009/03/19 09:17
名前: どんぱっち

診療所化が決まった?城内病院の説明会が開催されるようです

3月28日(土)午後7時〜 五十沢地区 開発センター(宮集会所ではありませんでした)

3月30日(月)午後7時〜 城内地区 開発センター

手元に資料が無く聞き伝えですので時間・場所が間違っているかもしれません
他の地区で開催されるのかも不明です

残念ながら市役所HP・城内病院HPとも説明会については一切掲載されていません

想定問題集
・なぜ経営状態の良い城内病院を診療所にするのか?
・いつ誰がどうして城内病院を診療所化すると決めたのか?
・医師の確保に万全を尽くしたか?
・他の病院から常勤医を補充するなどできないのか?
・以前から城内病院は診療所にするつもりだったのか?
・最終的には城内病院を廃止したいのか?
・この先地域医療をどう進めていこうと考えているのか?
(はっきりとしないなんとか構想ではなく具体的な案はあるのか?)
・医師一人探してこれないで他の病院も大丈夫なのか?
・城内病院診療所化に際して住民の意見を聴き理解を求めるなど行ったか?
Re: どうなる?城内病院 ( No.48 )
日時: 2009/03/18 21:32
名前: こやましんじ

どんぱっちさんへ

すぐに書いて良いか、わからなったけれど、雨は天から降る、そして、月に吠える、と言うような、お上の決めた事には逆らえない、というような無力感を感じました。説明会では、よく質問したら、納得できるのでしょうか?
最近、私は心境の変化があります。わたしが地域や城内病院や職員や、特に患者さんのためにしたことよりも、南魚沼の方々、城内病院、病院職員、地域の皆さん、特に、患者さんに育てていただいた方が大きかったかな、と、感謝するようになって来ました。そのような地域の城内病院がなくなってしまう事に、心痛めています。
よく地域の方々で考えていただいて、良い結論を引き出してほしいと思います。

小山信二
Re: どうなる?城内病院 ( No.49 )
日時: 2009/03/19 14:05
名前: どんぱっち

今更ですがキーワード:城内病院でインターネット検索をすると
役に立つ情報が検索できます

中でもこんなのがお勧め

小山先生の院長挨拶
http://www17.ocn.ne.jp/~jounaihp/aisatu.html

62周年を迎える25床の病院の、最新1/15の経過
http://www.niigata.med.or.jp/file/pdf/1780.pdf

試される自治?病院改革
http://www.higashinihon-group.com/Past%20news/002169.html
Re: どうなる?城内病院 ( No.50 )
日時: 2009/03/20 11:13
名前: 弥次ねこ

小山元院長の発言やあんたっちゃぶるさんの反論など読ませていただきました。

医師不足というのは、診療所化する理由にはなるでしょう。
小山先生のおっしゃる、市長権限でゆきぐに大和病院から医師を移動させるというのは、どうなのでしょうか。医師には、その病院に勤めるという意識はあっても公務員であるという意識は希薄でしょうから。保健所の医師の移動と臨床の医師の移動は同じようには論じられないと思います。
都立病院の医師に「明日から離島診療所への移動を命ず」と言ったら、大半は辞めてしまうのではないでしょうか? そこでやりたい医療があるからそこに居る、という理由で居場所を決めているのであって、それ自体は悪いことではありません。第一、公的病院の医師給与は低い、当直等の回数も多い、場合によっては、廃院で職を失う。公務員の安定性など、事務だけで医療職には関係のないことなのですから。
銚子市立病院が良い例でした。事務職は市職員として守られましたが、医師をはじめとしたスタッフは解雇でした。もちろん、他に移動させられる場があれば解雇はできないはずですから、銚子市にはそれがなかったのでしょう。

東京新聞のサイトに以下の記事を見つけました。小山先生が危惧されている病院から無床診療所そして民間移譲へという流れの一例でしょう。
 
 市原市は二日、廃止の方針を打ち出していた市国保診療所について、後継の医療機関を同市の医療法人社団「緑祐会」に決定したと発表した。新しい診療所は八月にも開設され、内科、外科などの外来や訪問診療を担う予定。市国保診療所は後継の開設直前まで診療する。
 同診療所は、市国保市民病院として運営されていたが、医師不足から二〇〇七年に無床の診療所に縮小した。さらに、市は、高齢化が進む地域の要望に応じた医療を提供するには民間に任せるしかないと判断し、廃止の方針を決め、後継の医療機関を募っていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090303/CK2009030302000085.html

民間経営なら儲かるのでしょうか? 儲かるとすれば、その理由は何でしょうか? 
1、人件費を安くできるから?(医師給与は上がるかもしれないが) 
  人件費が安いのに儲かるとは、誰が儲かるのか、という点は見逃さないでもらいたいですね
2、利益の上がらない分野から撤退するから? 
  基幹病院に望まれている救急的分野は儲からないと思いますが、基幹病院の赤字なら負担す  るが、市立病院の赤字は負担したくないというのが住民の本音なのでしょうか。
3、不要な検査までがんがんするから?
  
結局、何に予算を使うのかは、自治体すなわち住民の判断ですから、自治体病院の赤字につぎ込むのか野球場の維持管理に使うのか、外野にはあれこれいう資格はありませんが。



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