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トレーサビリティ(生産履歴管理)始まります
日時: 2004/03/02 00:16
名前: ドンパッチ

いよいよ米生産トレーサビリティ(生産履歴管理)が本格的に始まります。
JA米として出荷するには生産履歴をキッチリつけなきゃいけないようになります。
#来年はJA米と一般米に分類され、価格差がつくということです。

皆さん準備はできてますか?
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Re: トレーサビリティ(生産履歴管理)始まります ( No.1 )
日時: 2004/03/02 11:32
名前: びこ

質問してもいいですか

有機肥料の配分やコストなどですか。
種おこしから 苗の管理 農薬散布 の一覧ですか。 つまり ブランド米から 逸品米ですか。

説明会など 行かない能無しです。

助けて下さい。
お願いします。

価格差があることは 励みになります。
Re: トレーサビリティ(生産履歴管理)始まります ( No.2 )
日時: 2004/03/02 13:42
名前: ドンパッチ

米生産に使った種籾(すじ)、肥料、農薬等全てです。
品名、使用量、使用した日などが必要になります。

詳しくはJAさんにお聞きください。

>価格差があることは 励みになります。

価格差といっても
生産履歴の必要なJA米が高くなるのか、
それとも一般米が安くなるのか現在のところ定かではありません。

消費者側からすると生産履歴がわかるのが当たり前といった感覚もあるようです。
Re: トレーサビリティ(生産履歴管理)始まります ( No.3 )
日時: 2004/03/05 00:21
名前: 6速耕運機

基本的な質問ですが、履歴を提出するとその履歴はどこまでトレースされるのでしょうか?
つまり、末端消費者がきちんとトレースすることができるような仕組みになるのでしょうか?

これまではJAに収穫物を収めると、市場に出るときには必ずブレンドされますから、各生産者が
どのような生産をしていても、結局消費者にまでその純粋な情報は伝わらないように思われます。

もし消費者がこんど

> 米生産に使った種籾(すじ)、肥料、農薬等全てです。
> 品名、使用量、使用した日などが必要になります。

について信頼できる情報を得ることができるようになるのだとしたら

・ブレンドしない。→「生産者:越野 光衛門」といったように明記されるのと等価になる
か、もしくは
・同じ生産方法をとった米しかブレンドしない

といったことでもしない限りは結局のところ、消費者の目には玉虫色になりますよね。
そんなことが非現実的なのだとすると、いったい誰のためのトレーサビリティなのか?
流通上、JAまでが握る情報のためのトレーサビリティなのだとしたら、あまり意味がないように
思われるのですが。。

どなかかご教示ください。
Re: トレーサビリティ(生産履歴管理)始まります ( No.4 )
日時: 2004/03/05 15:20
名前: びこ

一般商標登録 ジェス規格 など通産省などの規格の訂正 調査 見直し 農林水産省 食糧庁など複雑に絡んでいますが 知っている限りだと
ブレンドされる→ 種の限定から 育苗まで混ざっています。
収穫米→ 収穫 完成品 →格 委託業者負かせなので 当然混じります。

現金収入→ 全石高 出荷→ 原価の格安の主食米を 買います。

生協など お里が知れると言われるほど 突き詰めて 考えたこともあります。 スーパーで買う 生協で頼む 無人販売で買う 農家と直で買う

お米は 縁故米とかで お米やさんで精米すると 必ず 横取りされ 混ざります。つきたてを食べたいのなら一工夫。 洗米も市販されています。

生産者は はってかけ から 八十八の手間隙かけての 精神を曲げず 作業をしている人もいます。

無人販売のコーナーにいくと 山菜やら庭 畑のものが 細やかに 書き立てられています。
Re: トレーサビリティ(生産履歴管理)始まります ( No.5 )
日時: 2004/03/05 22:51
名前: ドンパッチ

> 誰のためのトレーサビリティなのか?

前向きに考えるならば、消費者のためであると同時に生産者意識を高めるためと思います。

カントリーや流通経路によりブレンドされるのはシステム上避けられず、実際に生産者までトレース可能とする為には米一粒づつにICタグでもつけなければ不可能でしょう。
#ICタグを取る為に米をとぐ時代が来るかも(笑)

実際には現段階では生産者までトレースするのはかなり困難だと思います。
その為、地域内においての生産方式を均一にすることで一定品質を保つということになり、それを管理する為に生産履歴をつけさせるということでしょう。
Re: トレーサビリティ(生産履歴管理)始まります ( No.6 )
日時: 2004/03/08 23:09
名前: 6速耕運機

> 前向きに考えるならば、消費者のためであると同時に生産者意識を高めるためと思います。

前向きとお断りしていただいているのでたいへん恐縮ですが、おそれながらこの部分について書き足しさせていただきます。

いったん混ぜるとそこから先はこれまで通り無法地帯となるわけですから、その意味で「混ぜる人」の責任がこれまで以上に
クローズアップされますね。つまり、この制度を利用する権利と義務が両方課せられることになるわけですから、これまでは

◆「混ぜる人A」と「混ぜる人B」が時系列に作業を行うと、AもBも「ワケが分からなくする」
という意味で同罪(これが罪かどうかの議論は別)だったのが、新しい制度だと

◆「とにかく最初に混ぜる人 A」
がその権利と責任を負うことになります。たとえBやその先のCが混ぜても特定の確実な情報を元に混ぜたAの責任は重いと
思われますね。

ではこの制度によってAさんにとってどのような得?があるのか。いまいちど(軟化症の脳みそで)考えてみます。

◆品質の均一化について
総合得点が100点の米、80点の米、60点の米、50点の米、それ以下があったとして、均一化ができるということはつまり、

・100点は100点の品質の米だけを選定することができるようになり
・80点は80点の品質の米だけを選定することができるようになり
 :
 :
という形で同一評価の米を分別することができるようになった、ということですよね?逆にいえばこれまではその分類手法が
甘くて、特定の角度以外からの評価がされていないため、実質的にはザルのルールだったということになります。
(素人には分かりませんが、水分とか糖度とかそいういうモノサシだったんですよね、今までは)
それに、どうがんばっても80点の米は100点にはなりえないので、
Re: トレーサビリティ(生産履歴管理)始まります ( No.7 )
日時: 2004/03/08 23:10
名前: 6速耕運機

・100点10%+50点90%=80点100%(つまり上げ底で一儲け)

なんていうことだって簡単に成り立ってしまうわけですよね?
よって、この制度によって「混ぜる人」は本当に得をするかというと、そうとも限らなくて、むしろ

・「消費者および流通の下流からクレームが出にくくする効果が期待できる。責任は回避できる」

ということが本音なんじゃないでしょうか。第一、「混ぜる人」は生産者でも消費者でもなく「流通の人」であるわけ
ですから、このままではあまりこの人たちの意識が高まることは期待できないと思われます。


◆それじゃぁ、消費者に何かメリットがあるか?

仮に(仮にですヨ)これまで
「100点10%+50点90%=80点100%」を食わされていた人が
「100点A種類 10%+100点B種類 90%=100点100%」になったとしても。。。

それは得をしたのではなく、ようやく「あたりまえ」のモノサシと測りの手引きが準備されたただけのことですよね?


◆生産者は
いうに及ばず。消費者の顔と直結しない以上面倒な作業が増えただけという声が聞こえてきそうです。


こうしてみると、やっぱり最後は「混ぜる人」がどのような意識を持ってこの制度に臨むのかが一番問われると感じます。
生産者にとっても消費者にとっても物理的な損得ではなくメンタル的なプラスαが大事なのだとすれば、トレース情報を握る
人は権利と責任という点で本腰を入れる必要があるでしょうね。


--
TO:管理者殿

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Re: トレーサビリティ(生産履歴管理)始まります ( No.8 )
日時: 2004/03/09 15:55
名前: びこ

x+y+z=∞

混ぜ合わせることについては ご指摘のとうりで 物差しなるものは かくれみのというところです。
品質管理の巾が大きく 等級別に支持されています。生産者はキログラムという 単位で働いています。

選別するのに DNAの遺伝子の分野まで さかのぼらないと 少しむづかしいようです。種の段階からして 稲穂に適量の種子があります。基本的には
同じになるはずですが 実際にはなりそこないや 反応示さない 遺伝子も存在します。
同じく 環境の中 育苗も反応するものもしないものも 存在します。
責務と債務については おおせのとうりですが すべからず 努力と汗の賜です。
意図行きに 混ぜ合わせてしまえば と否こともあります。でも 真剣に生産している農家もあることは 事実です。
Re: トレーサビリティ(生産履歴管理)始まります ( No.9 )
日時: 2004/03/10 00:16
名前: 6速耕運機


> ぴこさん
>> 真剣に生産している農家もあることは 事実です。

であるがゆえに、

>> ドンパッチさん
>>> 前向きに考えるならば、消費者のためであると同時に生産者意識を高めるためと思います。

何が消費者のためになるのか、「流通の人」は問われるのだと思います

春には畦道の際まで植えて苗床に育った苗を残らず使いきり、秋には一粒残らず拾う勢いでせっせと落穂ひろいに精を出す。
そんな入魂の極みともいえる思いで収穫した米を愛しまない生産者はいませんよね。だから、心無い生産者がいるとすれば、
確かにその意識向上には一役買うでしょうね。


さて、湿っぽい泣き言のような雰囲気になりそうなのでトレーサビリティに話を戻しますが、これは流通品として品質を
安定させる効果のほかに、食の安全性を測るという機能もあると思います。
安全性というのは商品価値に直結するものですから、使っている農薬の種類や量などによって安全性のポイントが評価され、
生産者へのリターンとなるような仕組みはあるのでしょうか?

Re: トレーサビリティ(生産履歴管理)始まります ( No.10 )
日時: 2004/03/10 10:22
名前: びこ

親の代から まねごとで始める仕事も 今はもっと計算ずくの世のなかになり 減反面積も物干しざおを計量さおに使う始末です。農薬散布についても
対分立の問題になり となりが何かしたから まねをする。実験して結果しだい。そんな バクチてきな要素から 脱するためにサンプル マニュアルもどきまで あります。腰をまげ 筋肉痛うんぬんとは 時代が後転しています。

一般商標登録  どこで だれが なにを どうして どうなった という表示と 有機栽培 土壌の管理 維持 保持などです。 ともに 国の検査基準の範囲です。

消費者は より選択のはばが広がり 生産者には より拍車がかかり 責任とやりがいが生まれます。みなおし政策の 一つかもしれません。

農家のわずかながらの 知恵のように思われているようですが もっと前向き考え 食料危機にならないよう また 食べて行かれないことのないよう 食料保持を 考えています。

世の中を 騒がせていることも何か 不可思議な数値の中において ほかにありません。

先人たちは もののない時代 身分階層のあるとき
人ぷんの 代用品 肥だめを科学的につくりあげ
肥やしとして 使用。かえって 現代はそれを求めているかのようです。

梅干しとうなぎは 食べ合わせが悪いなとどといいました。

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