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国際大学で起こったとされる性暴力とその対応について
日時: 2016/09/28 21:05
名前: はやしのぶお

私は、2005年から2015年まで国際大学の国際関係学研究科にて国際法の客員教員を務めました。

昨年末に構内で性暴力があったとされ、その後大学側がとった不適切な対応について、二ヶ月ほど前に朝日新聞が報道した(http://digital.asahi.com/articles/ASJ6Q5GXXJ6QUOHB023.html)ことはご存知かと思います。

新聞報道を受け、私はもっぱらハフィントンポストのブログ欄を通じて大学当局の姿勢を批判してきました。先月、私は被害者から彼女が保有する資料の提供を受け、またその公開の同意を得ました。この度、入手した資料をテーマ別に整理し、三回に分けてハフィントンポストにてブログを発表しました。

第一回目は、大学当局が警察関与を忌避したことを表す資料に注目しました。これらの資料からは、大学が

· 通報を避けたり先延ばししようとしたこと
· 被害届を出さないよう被害者に圧力をかけたこと
· 学内と学外で警察関与について相反する説明を繰り返したこと

が分かります。詳細はこちら(http://www.huffingtonpost.jp/nobuo-hayashi/sexual-violent_b_12143018.html)をご覧ください。

第二回目は、大学当局が被害者へ責任転嫁し沈黙を強制したことを表す資料を考察しました。ここでは、大学が

· 被害者に不利な証言の収集に固執したこと
· 即時退学処分をちらつかせて、被害者や彼女の支援者を泣き寝入りに追い込んだ様子

が明らかになっています。詳細はこちら(http://www.huffingtonpost.jp/nobuo-hayashi/iuj_incident_b_12187080.html)をご覧ください。

第三回目は、大学当局が事実解明を怠ったことを表す資料をまとめました。特に顕著なのは、

· 調査手続の不履行
· 粗雑な調査
· 被害者不同意を示す証拠の無視
· 学長による調査業務への介入

の四点です。詳細はこちら(http://www.huffingtonpost.jp/nobuo-hayashi/iuj_incident_information_b_12212468.html)をご覧ください。

こうした疑惑に際し、私は大学当局が責任を明らかにし、自浄能力を発揮することを望んでいます。迅速・公正な解決に向け皆様のお力添えをお願い申し上げます。

国際法政策研究所上級法律顧問
林 伸生
http://ilpi.org/people/nobuo-hayashi/
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